第12回学術集会は、90名弱が参加し、国内・海外含めて招待講演6題、一般講演18題の発表が行われました。 初日にはフランスとスイスからの海外招待講演2演題のご講演もあり、2日間に渡って活発な討論が繰り広げられました。
Young Investigator Awardには順天堂大学アトピー疾患研究センターの伊沢久未先生が選ばれました。 初日の夕方には、50名の参加で情報交換会も開催され、学術集会では議論しきれなかった話題について情報交換されました。 次回の第13回学術集会は、2020年10月8日(木)・9日(金)に東京ユビキタス協創広場CANVASで開催する予定です。
【海外招待講演】
Thorsten Hornemann(Professor, University Zurich, Switzerland)
「1-Deoxy-Sphingolipids - When Sphingolipids Become Headless」
Sébastien Mongrand(Professor, University of Bordeaux, France)
「The role of plant Glycosyl Inositol Phosphoryl Ceramides (GIPCs) in the lipid bilayer asymmetry」
【国内招待講演】
伊東 信(九州大学大学院農学研究院,名誉教授)
「セラミド関連脂質分解酵素の構造、分子進化および生物機能」
木下 幹朗(帯広畜産大学食品科学研究部門,教授)
「グルコシルセラミドの食品機能性−特に消化管炎症に関する最近の知見−」
湯山 耕平(北海道大学大学院先端生命科学研究院,特任准教授)
「セラミドによるエクソソーム産生誘導とその神経疾患関連機能」
開 忍(株式会社ジェヌインR&D研究開発部,取締役部長)
「天然物由来遊離セラミドの素材化」
会員の方で、第12回セラミド研究会学術集会の講演要旨集が必要な方は若干残部がありますので、事務局までお問い合わせください(有償)。
【公式ポスター】